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2023年度 研究課題
 札幌市立大学デザイン学部・大学院デザイン研究科の齊藤ゼミ(都市・建築環境デザイン研究室)では,持続可能で地域の自然と共生する「都市・建築環境−ヒト」系の仕組みをデザインするために, 以下の研究課題に取り組んでいます(2023/5/3現在).

■地域に備わる自然のポテンシャルを活かす都市・建築の熱環境デザイン
 ・札幌市円山動物園
  類人猿館屋内放飼場(仮称:オランウータン館)の熱環境計画(単独)
  キリンの屋外放飼場の光・熱環境計画(学内共同,受託研究)
 ・札幌市内の社会福祉施設の熱環境・設備計画・性能評価(単独,寄附研究)*DN
 ・山梨甲府市遊亀公園附属動物園のリニューアルデザイン(共同,熱環境計画ほか)
 ・沖縄浦添市経塚公園のウェルネスカフェの計画(共同,熱環境計画)*DN
 ・動物福祉を考慮した水族館のデザイン(卒研)
 ・廃熱回収型 暖冷房システムの開発研究(卒研)

■都市のモビリティ改革による住まい手のポジティヴヘルス(PH)増進に関する研究
 ・札幌市厚別区での訪問看護MaaSによるPH増進効果の検証(科研A 分担)*DNA
 ・札幌市公共施設のMaaS連携による遊休施設の利活用の研究(学内共同)*DNA

■室内気候とヒトの想像温度のメカニズム解明
 ・札幌・福山・熊本の想像温度と住みこなし形成に関する研究(共同)
 ・「環世界」とヒトの想像温度の概念に関する研究(共同)*DA
 ・小中学校の教室におけるCOVID-19感染予防に関する研究(科研C,卒研)
 ・夏季オープンクーリングの爽やかさの研究(AIJ北海道特定課題代表,修了研究)
 ・病院の多床室における光・熱環境デザインに関する研究(博士研究)*DN
 ・想像温度による熱中症リスクの判定に関する研究(修了研究)*DN
 ・高断熱高気密住宅の内包化された外層空間の熱特性に関する研究(同上)
 ・屋内外の中間領域の熱特性に関する研究(修了研究)
 ・快と不快をもたらす物理環境と心理の関係解明(卒研)

■積雪寒冷期の自然災害に対する減災デザイン
 ・復旧・復興期の被災者の自助・共助を醸成する公助のデザイン(博士研究)
 ・札幌市の避難所の熱特性に基づく減災デザインの研究(修了研究)
 ・病院での災害看護活動のリスク解明と備えガイドラインの開発(科研C 分担)*DN

※札幌市立大学(SCU)ではデザイン(D)×看護(N)×AI(A)の連携による「SCU_DNA研究・教育」を推進しています. 連携課題には「*DNA」,「*DN」,「*DA」を付しています.