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2025年度 研究課題
 札幌市立大学デザイン学部・大学院デザイン研究科の齊藤ゼミ(都市・建築環境デザイン研究室)では,持続可能で地域の自然と共生する「都市・建築環境−ヒト」系の仕組みをデザインするために, 以下の研究課題に取り組んでいます(2025/4/22現在).

■地域に備わる自然のポテンシャルを活かす都市・建築の熱環境デザイン
 ・札幌市円山動物園
  「オランウータンとボルネオの森」の室内気候デザインと検証(自主研究)
  「モンキーハウス」の展示デザイン(学内共同、受託研究)
 ・余市にあるオフィスビルの熱環境・設備計画・性能評価(単独,寄附研究)
 ・山梨甲府市遊亀公園附属動物園のリニューアルデザイン(共同,設計研究)
 ・横浜市野毛山動物園のデザイン研究(共同,寄附研究)
 ・沖縄浦添市経塚公園のウェルネスカフェの計画(共同,設計研究)*DN
 ・快と不快をもたらす光環境の季節特性に関する研究(修了研究)

■都市のモビリティ改革による住まい手のポジティヴヘルス(PH)増進に関する研究
 ・札幌市厚別区もみじ台地区での外出支援MaaSによるPH増進の検証(科研A)*DNA
 ・札幌市もみじ台団地の住まい手向け涼房デザインに関する研究(学内共同)*DNA

■室内気候とヒトの想像温度のメカニズム解明
 ・高断熱住宅に季節特有の心地よさをもたらす不均一な室内気候デザイン(科研C研究代表:−2027)
 ・「環世界」とヒトの想像温度の概念に関する研究(共同、出版)*DA
 ・小中学校の教室でのCOVID-19感染予防の研究(科研C(新潟大学との共同),卒研)
 ・春・秋季を対象としたパッシブ換気住宅の住みこなしに関する研究(修了研究)
 ・高断熱住宅の半屋内外空間の熱特性に関する研究(博士特別研究)

■メディアを活用した建築環境デザイン研究
 ・視覚・聴覚を活かした熱環境体感メディアの制作提案と評価(修了研究)

■積雪寒冷期の自然災害に対する減災デザイン
 ・復旧・復興期の被災者の自助・共助を醸成する公助のデザイン(博士研究)
 ・札幌市の避難所の熱特性に基づく減災デザインの研究(共同研究)*DN

※札幌市立大学(SCU)ではデザイン(D)×看護(N)×AI(A)の連携による「SCU_DNA研究・教育」を推進しています. 連携課題には「*DNA」,「*DN」,「*DA」を付しています.